双生
僕はずっと見てた、ずっと、ずっと。
誰もそばにいてくれない僕は、ずっと見てた、
いつも仲間たちを包まれた君を。
笑えることできない僕は、ずっと見てた、
いつも笑顔を綻ばしている君を。
陰の下で歩くしかできない僕は、ずっと見てた、
いつも日当たりの道で走っている君を。
僕は君のことをずっと見てたのに、どうして見てくれなかったのか。
そんなに輝いてる君のことを、僕には好きになるはずだ。
はずだ。
はずなのに…。
とうてい好きにならない。
とうてい気にすまないになってちまった。
気にくわないんだ。
知らず知らずのうちに、僕はナイフを握ながら、君が近く歩けば歩くほど、興奮しちゃって、ますます息がきつくなってきてた、やっと、やってきたんだ、この瞬間を。
この世の中、一番美しい花を綻ばしてや。
一体僕の目つきはどれだけ冷えるのは、知らなかった。
一体僕の口元はどれだけ拗けたのは、知らなかった。
ナイフを君の腹を刺す、あの瞬間。僕の笑顔が、きっと醜かった。
「消えて」僕は君の耳元に言った。
でも、
きっと何か間違えてった。劇痛が僕の腹でどんどん広めて行った。
再び君の目と合ったとき、君は相変わらず優しく微笑んでくれたのにひきかえて、僕の醜い笑顔を失った。
「私はずっと見てたよ、ずっと、ずっと」君はこう言った。
「見てくれなかったのは、あなたの方だったのよ。
気付いてくれて欲しかったの。だから、今朝はナイフを鞄に入れて置いたのよ。
もしかしたら、あなたを使おうかもって。
もしかしたら、これは唯一の方法、あなたと話す機会を作るかもしれないって。
でも本当に良かった、使ってくれたのは。
やっぱり幸せは通じないけど、痛みは通じられたんだ。
本当に良かった。」って
そういうことか、そうだったのか。
だから僕の目から見ると、君はずっと昼間にいてて、僕は夜しかなっかた。
だから僕は笑えることができなかった、君がいっぱい笑ってくれだからだ
だから君の歩く道しか歩かなかった。
僕は、君の影だった。
劇痛に耐えなくて、共に倒れてちまった。
「ごめんね、いつも嫌なことをあなたに負わさせて、もっと早く気づいてくれたら良かったのに」
君の声がやさしくて優しくて、流れてきた血までも暖かく優しいんだ。
結局、この世の中一番美しい花を綻ばしてくれたのは、君の方だった。
手はまだナイフから放さないままで、僕が君に刺したのに、ひょっと見ると、刺さられたのは僕の方だった。たぶん、もともと君はそういうもりだったかも。
意識がだんだん薄くなってきた。
君は微笑んで、ナイフを握ながら。
「再び目を開ける時、一体どっちがこの体を占められるのかな~」
君は言った。
まぶたが重くなってきて、
「だから、消えて」って。
------------------------------------完------------------------------------------
誰もそばにいてくれない僕は、ずっと見てた、
いつも仲間たちを包まれた君を。
笑えることできない僕は、ずっと見てた、
いつも笑顔を綻ばしている君を。
陰の下で歩くしかできない僕は、ずっと見てた、
いつも日当たりの道で走っている君を。
僕は君のことをずっと見てたのに、どうして見てくれなかったのか。
そんなに輝いてる君のことを、僕には好きになるはずだ。
はずだ。
はずなのに…。
とうてい好きにならない。
とうてい気にすまないになってちまった。
気にくわないんだ。
知らず知らずのうちに、僕はナイフを握ながら、君が近く歩けば歩くほど、興奮しちゃって、ますます息がきつくなってきてた、やっと、やってきたんだ、この瞬間を。
この世の中、一番美しい花を綻ばしてや。
一体僕の目つきはどれだけ冷えるのは、知らなかった。
一体僕の口元はどれだけ拗けたのは、知らなかった。
ナイフを君の腹を刺す、あの瞬間。僕の笑顔が、きっと醜かった。
「消えて」僕は君の耳元に言った。
でも、
きっと何か間違えてった。劇痛が僕の腹でどんどん広めて行った。
再び君の目と合ったとき、君は相変わらず優しく微笑んでくれたのにひきかえて、僕の醜い笑顔を失った。
「私はずっと見てたよ、ずっと、ずっと」君はこう言った。
「見てくれなかったのは、あなたの方だったのよ。
気付いてくれて欲しかったの。だから、今朝はナイフを鞄に入れて置いたのよ。
もしかしたら、あなたを使おうかもって。
もしかしたら、これは唯一の方法、あなたと話す機会を作るかもしれないって。
でも本当に良かった、使ってくれたのは。
やっぱり幸せは通じないけど、痛みは通じられたんだ。
本当に良かった。」って
そういうことか、そうだったのか。
だから僕の目から見ると、君はずっと昼間にいてて、僕は夜しかなっかた。
だから僕は笑えることができなかった、君がいっぱい笑ってくれだからだ
だから君の歩く道しか歩かなかった。
僕は、君の影だった。
劇痛に耐えなくて、共に倒れてちまった。
「ごめんね、いつも嫌なことをあなたに負わさせて、もっと早く気づいてくれたら良かったのに」
君の声がやさしくて優しくて、流れてきた血までも暖かく優しいんだ。
結局、この世の中一番美しい花を綻ばしてくれたのは、君の方だった。
手はまだナイフから放さないままで、僕が君に刺したのに、ひょっと見ると、刺さられたのは僕の方だった。たぶん、もともと君はそういうもりだったかも。
意識がだんだん薄くなってきた。
君は微笑んで、ナイフを握ながら。
「再び目を開ける時、一体どっちがこの体を占められるのかな~」
君は言った。
まぶたが重くなってきて、
「だから、消えて」って。
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